電子材料研究室所属の大原碩燿さんが、一般社団法人表面技術協会第144回講演大会で第10回学生優秀講演賞を受賞しました
本学大学院博士前期課程マテリアル工学専攻2年の大原碩燿さん(電子材料研究室所属、指導教員:川村みどり教授)が令和3年9月16-17日にオンライン開催された社団法人表面技術協会第144回講演大会において行った「銀薄膜の表面形態に及ぼす真空中での水蒸気及び酸素曝露の影響」と題した講演に対し、第10回学生優秀講演賞が贈られました。
大原君は、真空装置内で作製した薄膜を大気に曝さず、制御した雰囲気中での変化を追跡するという極めて独創的な研究から、材料の劣化挙動に関する重要な知見を得てきました。この取り組みは卒業研究から修士論文研究に渡って継続してきたものです。学会ではその一部について発表しました。
令和4年3月9日に開催された第145講演大会内で表彰式が執り行われましたのでご報告いたします。大原さんは4月から社会人として、材料開発に携わることになっており、今後のご活躍を祈念致します。
受賞発表
「銀薄膜の表面形態に及ぼす真空中での水蒸気及び酸素曝露の影響」
(北見工大)大原碩燿、川村みどり、阿部良夫、木場隆之