配属希望(3年生)の皆さんへ

本研究室の紹介

私達の便利な生活は、スマホやパソコンをはじめとした電子機器に支えられていますが、これらの内部には、様々な機能を持った「薄膜」の積み重なりから成る部品(トランジスタ等)が組み込まれています。新型飛行機の窓に組み込まれた電子カーテンは、エレクトロクロミック薄膜材料が使用された例で、本研究室でも新しい材料の開発を行っています。また、省エネルギー社会の実現を目指して、省エネデバイスの開発に取り組んでいます。本研究室では、スパッタリング法や真空蒸着法のような物理的方法と、自己組織化法、ゾルゲル法などの化学的方法を用いて、薄膜やナノ構造、それらを用いたデバイスを作製・評価しています。

実験の他に、毎週行われる全体ゼミとグループゼミ、年に2回の検討会等、大変なこともありますが、焼肉パーティー等楽しい行事も色々あります。興味のある人は、オープンラボ以外でも時間の都合がつく時に実験室を案内できますので、遠慮なくマテリアル工学科棟2階/5階に来てください。

研究室イベントの様子

研究室での行事について

全体ゼミ(毎週)

自分の研究に関連する英語論文を読み、その内容について発表する「雑誌会」と、薄膜材料の作製や評価に関する教科書をベースに、担当部分について発表する「輪講」の2つを行います。学生1人につき、雑誌会・輪講をそれぞれ年2度ずつ担当する事になります。

グループゼミ(毎週)

各研究グループ(1研・2研)毎に、研究の進捗状況やスケジュール等の確認を行う会です。

検討会

例年、8月初旬・12月下旬に行われる、研究室全体で各学生の研究結果・進捗状況について報告・議論する会です。検討会後は打ち上げとしてバーベキューや鍋会も開催されます。

研究室配属の流れについて

オープンラボ

3年生の10月に実施しています。興味のある研究室を自由に訪問して、先生方や先輩と話をしたり、実験の様子を見学できます。

一次配属の決定

11月中旬までに希望調査、11月末に決定します。

二次配属の決定

1月以降に実施されます。

卒業生の最近の進路

修士卒

一関ヒロセ電機、日軽金アクト、ジェイテクト、新日本無線、AGCテクノグラス、 日本ケミコン、浜松ホトニクス、キオクシア岩手、村上開明堂、ジヤトコ、エイブリック、リンテック、シナノケンシ、 ヒロセ電機、アルプスアルパイン、ボッシュジャパン、日鉄日新製鋼、住友電工オプティフロンティア、パナソニックスイッチングテクノロジーズ、 ミネベアミツミ、凸版印刷、九州電子、沖電線、デンソー北海道、弘前航空電子 他

学部卒

進学(北見工大大学院)、キオクシア岩手、岩手芝浦電子、大平洋金属、つうけんアドバンスシステム、日本ゴア、日本原燃、メイテック、 前田道路、山九、川崎油工、釜屋電機、JA静岡経済連、タイコエレクトロニクスジャパン、ヨドバシカメラ、 日昭アルミ工業、北海道庁、北見市役所、北海道警察 他