医療材料とはその名前の通り医師や看護師が病気治療に用いる医療器具の素材になる材料であり、生体に対して無害であるだけでなく感染症を予防する機能や生体に馴染む機能などが求められます。私たちは「材料表面」の知見と「バイオ評価」の技術を融合させ、材料と生体の界面で起こっている現象を解明し、生体に対していろいろな機能を示す新しい「表面機能型医療用材料」の研究開発をおこなっています。この研究を通じて、安全・安心な医療技術の向上に材料工学で貢献することを目指しています。
また自動車産業をはじめとした「ものづくり産業」のでは、安全・安心に使うための金属製品の長寿命化が求められています。 私たちの研究室では、「材料表面」の専門知識を活用して、耐摩耗性を向上する金属表面窒化技術の研究開発をおこない、持続可能な安全・安心な社会の発展に貢献することを目指しています。
秋の学会シリーズ@:表面技術協会に参加
今年もまた秋の学会シーズンがやって来ました。当研究室の学生たちは立て続けに3つの学会にて発表をおこないます。 で、その第一弾として令和7年9月9ー10日に福岡工業大学で開催された表面技術協会第152回講演大会にて、 大津と平野の他に、北舘(M2)、高田(M2)、北澤(M2)、北山(M1)の合計6名が口頭発表をおこないました。 で、まあ学生たちの発表の様子ですが・・・来週の学会に向けて再度しっかり準備して下さいということで(笑)