本研究室の紹介
私達の便利な生活は、スマホやパソコンをはじめとした電子機器に支えられていますが、これらの内部には、様々な機能を持った「薄膜」の積み重なりから成る部品(トランジスタ等)が組み込まれています。新型飛行機の窓に組み込まれた電子カーテンは、エレクトロクロミック薄膜材料が使用された例で、本研究室でも新しい材料の開発を行っています。また、省エネルギー社会の実現を目指して、省エネデバイスの開発に取り組んでいます。本研究室では、スパッタリング法や真空蒸着法のような物理的方法と、自己組織化法、ゾルゲル法などの化学的方法を用いて、薄膜を作製しています。
実験の他に、毎週行われる全体ゼミとグループゼミ、年に3回の検討会等、大変なこともありますが、焼肉パーティー等楽しい行事も色々あります。興味のある人は、オープンラボ以外でも時間の都合がつく時に実験室を案内できますので、遠慮なくマテリアル工学科棟2階に来てください。
研究室配属の流れについて
-
オープンラボ
3年生の10月初旬に実施しています。興味のある研究室を自由に訪問して、先生方や先輩と話をしたり、実験の様子を見学できます。 -
一次配属の決定
10月中旬に実施されます。 -
二次配属の決定
4年生の4月初旬に実施されます。 - 卒業生の最近の主な進路 就職先:沖電線、トーカロ、ミネベア、リケン、トヨタテクニカルディベロップメント、コバレントマテリアル、SUMCO、日本ケミコン、ニチコン、東海理化、サンディスク、ユニオンツール、イリソ電子、国家公務員他 大学院進学先:北見工大、北大